FUN×kitchenのカスタマイズ事例としてご紹介いたします。

杉本清史さん主宰の大阪市北区の設計事務所 シンクスタジオ。
そのシンクスタジオさんが手がけられいた新築戸建プロジェクトに、FUN×kitchenをベースにしたカスタマイズキッチンをご採用いただきました。

LDKの壁面には波板が用いられ、アクセントウォールのように室内の雰囲気を演出しています。
キッチンはそちらを際立たせるため、すべて真っ白に。
レンジフードやシンクも白を選び、極力ノイズレスのキッチンを目指しました。
美しい白さを保ちやすいよう、お手入れしやすく、変色や経年劣化も少ない高圧メラミン化粧板を採用しました。W1,850mmのアイランド側キッチンにはGROHEの浄水器一体型水栓・BLANCOのホワイトシンクとBoschの食器洗い機、壁面側キッチンにはBoschIHクッキングヒーターをご採用いただきました。

FUN×kitchenの標準使用からのカスタマイズ内容は、主に以下の3点です。

• カップボードをキッチンと同じ奥行きサイズへ変更
• 壁付側キッチンの引き出しのハンドルを、カップボードと同様の引き手へ変更
• 壁付キッチンとカップボードの天板をジョイント

ベースはFUN×kitchenの標準品から検討していくことでキッチンの設計コストを抑えつつ、意匠や機能はしっかりとご満足いただけるもののご提供を目指しています。

キッチンに立つと、目の前のベランダから大阪の街並みが見渡せます。
時間によってトップライトからの光がキッチンをスポットライトのように照らしていて、とても美しい演出になっています。
FUN×kitchenのシンプルなたたずまいは、建築士さんが手がけられる住宅との相性もぴったりです。

設計：シンクスタジオ
写真：今西浩文